ビキニ環礁シンジケート

書くことが楽しい

2017-01-01から1年間の記事一覧

依羅じゃなかった

ここ二週間くらいブログ書いてないしそろそろ更新するかーつって自分のブログを開いてみると、最終更新日が三十二日前って表示されててそのままブログを閉じた。それから二、三日後かな、ひょっとすると四日くらいは経ってたかもしんないけど、ま、それくら…

奇跡さえ起こればいい

前にも書いたかもしんないけど俺と好きな人って実は高校が同じで、まあそんなの当時は全然知らなかったんだけど、それが本当に今になって悔やまれるんだよね。つーのも高校時代の俺って、後輩に天使がいる、みたいな可能性なんて微塵も考慮せずに日夜やりた…

もうブログのこと全部知ってる

なんか他の人気ブログとかを読んでたら、やれアフィリエイト収入だの、PV数を一ヶ月で○○増やすだの、欝とともに生きてゆく、みたいな、そんなのがメインストリームになってるっぽくて、もちろんそういうブログが悪いとは言わないし、ぜひブログで稼いで欲し…

眠れ、象、寿司、カスタード。

こないだミヤタと夜勤明けに夜まで遊んで、そのまま回転寿司へ行ったんだけど、その日がもうあんまり楽しくてお寿司は美味しくて眠たくてってしたもんで、心が満たされきってバグってしまった。あの、なんだろ、この状況って矛盾なわけよ。俺この時気付いた…

太陽に罰が当たれ

こんなブログも記事数が二十を超えて、文字数で言うとだいたい十万字くらい、気が付いたら一冊の文庫本になっちゃうくらいの文量になってるわけなんだけど、そろそろ第一巻も終わるっつーのになんにもイベントが起こらねーのな。恋はスリル、ショック、サス…

毒の沼を歩く

サルモネラ菌の食中毒で四十度くらいの高熱が二、三日続いて、このまま世界が終わってくれ、などと世のすべてを憎々しく思ってる時に、そんなこと一切言ってないのに会社の人から、欲求不満なら代わりに彼女になったげる笑笑、みたいなボケカスな告白をされ…

勇気のカタチ

僕がこうじ君からその手紙を受け取ったのは、ペナントレース真っ只中の八月のことだった。 「大すきな山本せん手へ ぼくはこんど、手じゅつをしなければなりません。しないと命がたすからないからです。だけどこわくって、一ど手じゅつの日ににげてしまいま…

まどろめ葉月

早く冬こねーかな、とかそんなことを考えながらも、世間はまだまだ今からが夏本番っつーくらいの勢いで。ままならねーな。夏はあんまり好きな人との思い出がないもんだからイマイチ楽しくないというか、乗り切れない。なんかそれが原因なのかわかんないんだ…

さらば、ふるさと

無人島に一つだけ持ち込めるなら? っつー話になった時、だいたい人って五パターンに分かれると思うんです。サバイバル用品や生活必需品、食糧なんかを答える「生真面目型」、そもそも無人島で生き抜くことを考えない「脱出志向型」、レジャー用品や嗜好品を…

春の樹からの使者

※今回の記事は、知り合いの某有名作家から身元を明かさないことを条件に寄稿されたものです。 ハンブルグ空港でサンクトペテルブルク行きのボーイング747を待っていると、突然自分がひどく空腹だったことを思い出した。近くにあった適当なカフェテラスへ入っ…

はてなブロガーは二度話が逸れる

自分のブログを読み返してて思ったんだけど、あまりにも話の脱線が多過ぎる。普通の人なら俺が脱線してしまった部分だけで一つや二つ、記事として公開できるくらいの文量を書いてしまっている。いくらなんでもこれはひどいなと思ってて、だから今回はもう、…

妖精は消えない

このブログを書き始めて一ヶ月が過ぎて、好きな人が遠くへ行って四ヶ月が経ち、好きになってからはもう八ヶ月が流れようとしている。八ヶ月て。赤ちゃんならそろそろつかまり立ちを始める頃だよ。俺の恋は相変わらずつかまり立ちどころか産声すらあげてない…

三月三日のセレナーデ

「あなたがこの手紙を読む頃には外はもうすっかり春になっている頃だと思います。去年二人で行ったあの桜並木もそろそろ満開でしょうか。どうですか? 当たっていますか? 一緒に見に行く約束は守れたのかなあ。今こっちはまだ寒くって、だけど病室に射し込…

オンカロof男女友情論

何も犠牲にしていません。何かを犠牲にしてたら続けることなんて不可能でした。ただ好きだから出来たんです。 北島康介 いい言葉ですよね。これは本当にいい言葉なんだけど、今回は特に関係ないのですぐに本題へ入りますね。 ほら、よく宇宙人はいるのかとか…

世界はそれを愛と呼ばない

たとえ友達が遠距離恋愛中の彼氏と会えた時のことを幸せそうに反芻するブログを書いていても、別の友達が彼氏が一年記念日にディズニーのホテルを予約してくれただの、BIG BAND BEATの抽選当ててくれた! さすがうちの彼氏! みたいな幸せど真ん中の位置情報…

今すぐ恋を諦めるライフハック術

こんにちは。ぼくは普段、自分の片思いや好きな人への気持ちをブログに書くという気持ち悪い宗教にハマっているんですが、それでもどうしようもなく辛くなったり、もうさっぱり諦めて別の恋がしたい、みたいなことを思う日がありますよね? 僕にはないですが…

ダウトフォーマルハウト

ラジオからフジファブリックの「Bye Bye」が流れてきて、もうなんだ、暴力的に、ブログを書かなければならないという気持ちにさせられた。深夜。いやー七月になったね。ちゃんと今月も判で押したように好きなまま。もはや金太郎飴。朝起きてから夜寝る瞬間ま…

金木犀は仄かに香って

夏がもうまもなく終わろうとしている九月の夜、ひどく蒸し暑く小雨が降る中、クーラーが壊れたから涼ませてよ、とお酒と花火を持ったひなが僕の部屋へとやってきた。 彼女はクーラーの真下に座り扇風機の首振りを自分のところで止めて、持ってきた缶チューハ…

うまく分類する方法しない理由

今記事のカテゴリ分けですっごく悩んでて。全部未分類ってのも味気ないし、なんつーかそんなブログ取っ付きにくいじゃん。たとえば、他人と友達と恋人と家族が全部一緒くたになっちゃってる人たちがいるとしてさ。自分の家へ帰った時にいきなり電気がついて…

ミヤタという女

頭の中にいる天使と悪魔が俺の恋愛にいちいち口を挟んでくる。好きな人のことを好きでい続ければ必ず結ばれますよ、と天使が優しい微笑みを浮かべながら言って、俺は、うんうんありがとう、そうだよな。惚れちゃった俺が頑張らなきゃ誰が頑張んだよな、って…

サンタクロース・ダンス

サンタクロースの正体を知っちゃったのって、たしか俺はまだ小学校低学年くらいで、たぶん同級生の誰かから、とある情報筋によるとサンタクロースってどうやら結構近くにいるらしいぜ、俺は親が怪しいって睨んでる、つーことを教えられた時で、うわそっかー…

最後の桜が散るまでに

「あの、よろしくおねがいします」 小さくおじぎをした彼女が少し緊張していたのを覚えている。大学の後輩で、誰かにくっついて、知らない人ばかりの僕らの飲み会にきてくれた子だった。 桜の季節ど真ん中、出会いの春なんてかこつけて失恋したばかりで傷心…

目は口ほどに

大学一年生の夏、髪を茶色に染めてパーマをかけた。それまで俺はそういった量産型大学生みたいな恰好を小馬鹿にし続けてきたもんだから、サークル内でも髪を染めるならまずあの人に話通しとけ、みたいな、黒髪ストレートの過激派ゲリラ的な存在に祭り上げら…

恋煩ってない

俺にはもうかれこれ半年くらい好きな人が居て、でもそのうち初めの三ヶ月間は俺に別の彼女が居たし、その後の三ヶ月間は相手に彼氏が居て、なんか全然純粋な片思いみたいな感じではなかったんだけど、でもまあそれなりに、俺なりの片思いはちゃんとしていて…